2日の株式相場見通し=反発か、米株安も前週末の反動で押し目買い優勢に

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/08/02 08:00
 2日の東京株式市場は、名実ともに8月相場入りとなるが、強弱感対立のなかも押し目買い優勢となり日経平均は反発しそうだ。前週末の米国株市場ではNYダウやナスダック総合指数など主要株指数が揃って反落となった。アマゾン・ドット・コム<AMZN>が四半期決算発表を受け大幅安に売り込まれ、市場のセンチメントを悪化させた。ただ、前週末の東京市場では米株市場に先立って日経平均株価がほぼ500円の急落をみせていたことから、目先は突っ込み警戒感からの買い戻しやリバウンド狙いの押し目買いが誘発されやすいタイミングにある。前週末の下げで日経平均は11カ月連続の「月末安」となってしまったが、きょうは月初ということもあり、機関投資家の買いが入りやすい面もある。一方、新型コロナウイルスのデルタ株の感染拡大が続いていることは引き続き警戒材料となり、日経平均は戻り足となっても前週末の下げ分は取り戻せない可能性が高い。

 30日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比149ドル06セント安の3万4935ドル47セントと反落。ナスダック総合株価指数は同105.586ポイント安の1万4672.678だった。

 日程面では、きょうは7月の消費動向調査など。海外では7月の財新中国製造業PMI、7月の米ISM製造業景況感指数、6月の米建設支出など。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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