新興市場銘柄ダイジェスト:ツクルバは年初来高値、OTSが年初来安値

配信元:フィスコ
投稿:2021/07/19 16:12
<2978> ツクルバ 1225 +131
年初来高値。コワーキングスペースを展開するいいオフィスと業務提携契約を締結したと発表している。ツクルバが運営する起業家やスタートアップらがアイディアやスキルを共有するシェアードワークプレイス「co-ba」といいオフィスのコワーキングスペースで、利用者のニーズに応えるサービスや新プランを展開する。リモートワークの需要が高まる中、相乗効果が期待できる提携との見方から買いが入っているようだ。

<4564> OTS 80 -28
年初来安値。塩野義製薬<4507>にライセンスアウトしているがん特異的ペプチドワクチンS-588410の食道がん患者を対象とした第3相臨床試験の解析結果について、主要評価項目の無再発生存期間でプラセボ群との統計学的な有意差は認められなかったと発表している。塩野義製薬と今後の開発計画について協議を継続するようだ。また、研究開発方針を検討し、変更が発生した場合は速やかに公表するもよう。これらを嫌気した動きが優勢になっている。

<4177> iーplug 6540 +520
大幅続伸。6月末の新卒ダイレクトリクルーティングサービス「OfferBox」の企業登録数が前期比30.9%増の8714社になったと発表している。6月単月のオファー送信件数は前年同月比2.15倍の18万7049件(22年卒)に拡大したほか、6月までの累積学生登録人数(同)も同29.3%増の17万7523人となった。OfferBoxは企業が興味を持った学生に対しオファーを送る就活サイト。登録数の順調な伸びが投資家から好感されているようだ。

<1739> シード平和 781 +37
年初来高値。21年6月期の営業利益を従来予想の16.20億円から19.50億円(前期実績15.88億円)に上方修正している。コロナ禍による住宅需要の高まりから戸建分譲事業が好調に推移したため。総合建設事業や不動産賃貸管理事業で案件ごとの利益率改善を図ったことも増益に寄与する見込み。業績修正に併せ、期末配当も従来予想の10.00円から13.00円(前期末実績8.00円)に増額修正した。年間配当も同額となる。

<1401> mbs 588 +30
大幅に3日ぶり反発。10万株(1.00億円)を上限として自社株買いを実施すると発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は1.29%。取得期間は19日から22年5月20日まで。資本効率の向上と経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行することが目的。同社株は13日に21年5月期業績の上方修正を開示し、翌日に直近高値(634円)まで急伸した後は値下がりしていただけに、押し目買いも入っているようだ。

<2411> ゲンダイAG 325 +5
年初来高値。150万株(4.50億円)を上限として自社株を取得すると発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は9.97%。取得期間は19日から22年3月24日まで。資本効率の改善が株主価値の増大に寄与すると判断した。また、22年3月期第1四半期(21年4-6月)は広告事業が改善し、営業損益が0.24億円の黒字(前年同期実績は3.46億円の赤字)に転換した。通期予想は3.00億円の黒字で維持した。 <ST>
配信元: フィスコ

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