決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … ADプラズマ、メディア工房、和田興産 (7月9日発表分)

配信元:株探
投稿:2021/07/12 15:22

―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―

 企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

 以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の7月8日から9日の決算発表を経て12日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1 和田興産 <8931>
 22年2月期第1四半期(3-5月)の経常利益(非連結)は前年同期比4.8倍の9.6億円に急拡大し、3-8月期(上期)計画の8.5億円に対する進捗率が113.6%とすでに上回り、さらに5年平均の68.2%も超えた。

★No.2 京進 <4735>
 21年5月期の連結経常損益は3億7100万円の黒字(前の期は8800万円の赤字)に浮上し、従来予想の1億7500万円の黒字を上回って着地。

★No.3 ADプラズマ <6668>
 21年8月期第3四半期累計(20年9月-21年5月)の連結経常利益は前年同期比37.9%増の8億8800万円に拡大し、通期計画の9億2000万円に対する進捗率は96.5%に達し、5年平均の91.5%も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード 銘柄名    市場  上昇率  発表日 決算期 経常変化率

<8931> 和田興産    東2   +4.07   7/ 9   1Q   378.22
<4735> 京進      東2   +2.88   7/ 9 本決算    56.06
<6668> ADプラズマ  東2   +1.74   7/ 9   3Q    37.89
<3815> メディア工房  東M   +1.24   7/ 9   3Q    黒転
<2669> カネ美食品   JQ   +0.66   7/ 9   1Q    黒転

<7603> マックハウス  JQ   +0.25   7/ 9   1Q    赤縮
<2747> 北雄ラッキー  JQ   +0.16   7/ 9   1Q   -45.37
<2668> タビオ     東2   +0.10   7/ 9   1Q    赤縮

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした12日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

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