新興市場銘柄ダイジェスト:IGポートは大幅反発、トレードワークスがストップ高

配信元:フィスコ
投稿:2021/07/08 16:15
<6312> フロイント 862 +17
小反発。22年2月期第1四半期累計(21年3-5月)の営業損益を1.95億円の黒字(前年同期実績1.65億円の赤字)と発表している。造粒・コーティング装置など機械部門が好調だったことに加え、化成品部門も医薬品添加剤や食品品質保持剤が順調に推移したことから黒字に転換した。通期予想は前期比4.2%減の11.00億円の黒字で据え置いた。進捗率は17.7%にとどまっているが、第1四半期の損益改善が好感されているようだ。

<7792> コラントッテ 1685
公開価格(1100円)を25.9%上回る1385円で初値を付けた。会社設立は97年10月。主な事業は医療機器及びヘルスケア商品の製造・販売。21年9月期の営業利益予想は前期比23.4%増の6.22億円。マーケティング活動の効果で認知度が向上し、新製品の販売が好調に推移。また、中国でECモール「Tmall」に旗艦店を出店して計画を上回っていることも利益拡大に寄与する見通し。第2四半期累計の実績は4.05億円だった。

<3791> IGポート 1763 +40
大幅反発。グループ会社のプロダクション・アイジーがルーカスフィルムのアニメプロジェクト「スター・ウォーズ:ビジョンズ」でオリジナル短編アニメーション「The Ninth Jedi」を制作すると発表している。同プロジェクトでは、日本の7つのアニメスタジオが参加して全9作品の「スター・ウォーズ」の新たな物語が描かれる。本作は9月22日から動画配信サービス「ディズニープラス」で独占配信されるという。

<3997> トレードワークス 1017 +150
ストップ高。EC事業者やEC事業を検討する事業者向けにクラウドECプラットフォーム(SaaS型)「Emerald Blue」を開発したと発表している。インターネットにアクセスするクラウド環境でECサイト構築や運営が可能となるほか、ECプラットフォームを事業者側で持たずにEmerald Blueを利用することでサイトオープンを早くし、低コストでのサービス提供が可能になるという。

<7674> NATTY 3385 +20
4日続伸。6月の既存店売上高が前年同月比118.7%増(前月94.8%増)と倍増すると発表している。客数は143.4%増(同169.3%増)、客単価は10.2%減(同27.7%減)。新型コロナウイルス対策を講じて一部店舗を除く直営店で通常営業したことが奏功した。21年6月期の全店ベースの平均売上高は前期比12.6%増となり、通期の売上高予想(前期比10.4%増の47.00億円)を達成する公算が大きいとの見方から買いが集まっている。

<4424> Amazia 1225 +25
反発。東証の貸借銘柄に選定されたと発表している。8日の売買分から実施。Amazia株は既にマザーズ市場の制度信用銘柄に選定されている。今回の選定を受け、Amaziaは「当社株式の流動性及び需給関係の向上を促進し、売買の活性化と公正な価格形成に資する」とコメントしている。貸借銘柄選定で取引が活発になるとの期待から、買いが先行しているようだ。 <ST>
配信元: フィスコ

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