16日の株式相場見通し=反落、FOMC前にポジション調整の売り優勢
16日の東京株式市場は、目先利益確定の売りが優勢となり日経平均株価は3日ぶり反落となる可能性が高い。FOMCの結果発表とパウエルFRB議長の記者会見を控え、買いポジションを調整する動きが全体株価に影響を与えそうだ。前日の米国株市場では、FOMCを意識して神経質な動きとなった。パウエル氏がテーパリングに関してどのように言及されるかが注目されており、積極的な買いは入りづらかった。ハイテク株が総じて利食われる展開となった一方、原油市況の上昇を背景にエネルギー関連株が買われ全体相場を支えた。米10年債利回りは終値ベースで1.5%近くまで上昇しており、これは東京市場においてもハイテクセクターに向かい風となりそうだ。
15日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比94ドル42セント安の3万4299ドル33セントと続落。ナスダック総合株価指数は同101.286ポイント安の1万4072.857だった。
日程面では、きょうは5月の貿易統計、4月の機械受注など。また、マザーズ市場に全研本社<7371.T>が新規上場する。海外では、5月の中国小売売上高、5月の中国工業生産、1~5月の中国都市部固定資産投資、1~5月の中国不動産開発投資、5月の米住宅着工件数、5月の米輸入物価、FOMCの結果発表とパウエルFRB議長の記者会見など。
出所:MINKABU PRESS
15日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比94ドル42セント安の3万4299ドル33セントと続落。ナスダック総合株価指数は同101.286ポイント安の1万4072.857だった。
日程面では、きょうは5月の貿易統計、4月の機械受注など。また、マザーズ市場に全研本社<7371.T>が新規上場する。海外では、5月の中国小売売上高、5月の中国工業生産、1~5月の中国都市部固定資産投資、1~5月の中国不動産開発投資、5月の米住宅着工件数、5月の米輸入物価、FOMCの結果発表とパウエルFRB議長の記者会見など。
出所:MINKABU PRESS
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