フジックス、前期経常が下振れ着地・今期は赤字転落へ

　フジックス <3600> [東証２] が5月14日大引け後(16:00)に決算を発表。21年3月期の連結経常利益は前の期比20.7％増の1億4600万円になったが、従来予想の1億9300万円の黒字を下回って着地。22年3月期の同損益は1億2700万円の赤字に転落する見通しとなった。

　同時に、前期の年間配当を62.5円→70円(前の期は62.5円)に増額し、今期は前期の記念配当7.5円を落とし、普通配当62.5円にする方針とした。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常損益は2100万円の赤字(前年同期は600万円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の-1.1％→-2.2％に悪化した。

株探ニュース