レントラクス、前期経常を8％上方修正

　レントラックス <6045> [東証Ｍ] が5月13日大引け後(15:01)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の4億4200万円→4億7900万円(前の期は1億7700万円)に8.4％上方修正し、増益率が2.5倍→2.7倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2億9800万円→3億3500万円(前年同期は5300万円)に12.4％増額し、増益率が5.6倍→6.3倍に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（１）通期　連結業績予想数値の修正について売上面につきましては、主力の成果報酬型広告サービス事業において、新型コロナ感染症の影響等で物販系の案件の獲得増加につながっていることにより、当初予想を上回る見込みとなりました。また利益面につきましては、投資有価証券に係る特別損失計上額が当初見込みよりも少なく進行したことなどから、こちらも当初予想を上回る見込みとなりました。以上の結果、売上高12,350百万円（当初予想比2.5％増）、営業利益475百万円（当初予想比7.5％増）、経常利益479百万円（当初予想比8.2％増）、親会社株主に帰属する当期純利益218百万円（当初予想比42.4％増）に修正いたします。（注）上記の業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は様々な要因により予想値と異なる可能性があります。