日本株が続落しています。
日経平均株価はここ2日で3.7%下落、マザーズ指数は4.3%下落し、直近の安値を下回ってきました。コロナショックの2020年3月からの上昇トレンドがいったん終了した可能性が高まってきています。もちろんここ2日の急落ですので短期のリバウンドはあってもおかしくはないですが、再度年初来高値を更新するにはかなり難しくなってきたのではないかと考えます。
このような相場で特に心配なのがコロナショック以降に投資を始められた方です。コロナショック以降に投資を始められた方の多くは株式市場上昇の恩恵を受け利益を得てきたと思います。そのため株式市場は長期では上がるものだと楽観的に考える方が多いのかもしれません。
株価が上昇トレンドから下落トレンドに転じ直近の安値を下回ってきたタイミングは順張り戦略でいうと「手仕舞い」のタイミングにあたります。今の日経平均株価がまさにそのタイミングです。ですので、「短期的にはリバウンドがあるものの中長期で下落トレンドに入ったかもしれない」という認識は持っておいたほうがよいでしょう。
少なくとも次に日本株を買うならば、
1.日経平均株価が直近安値の28660円を上回ったタイミング
2.25日移動平均線の29361円を上回ったタイミング
くらいまでは少なくとも強気にはなれないでしょう。
ですので、中長期で日本株が上昇するという局面はいったん終了したかもしれないと考えています。ただ短期的な株価の急落やその後のリバウンドという局面は多々ありそうです。
そういった株価の急落局面を狙った逆張り戦略は効果的だと考えています。こういった株価が乱高下する局面はシステムトレードに適した局面でしょう。ぜひ今のタイミングでしっかりと逆張り戦略を手に入れておいてくださいね。
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