兼房、前期経常を3.1倍上方修正

　兼房 <5984> [東証２] が5月7日後場(14:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の2億円→6.2億円(前の期は12.5億円)に3.1倍上方修正し、減益率が84.0％減→49.9％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4.4億円→8.7億円(前年同期は6.3億円)に96.2％増額し、一転して37.8％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　通期の連結業績予想につきましては、売上高は前回予想より若干上回る見込みです。営業利益は、操業度の改善や販管費及び一般管理費の抑制により、また、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は、為替差益の計上などにより前回の予想を上回る見込みとなりましたので、業績予想を上記のとおり修正いたします。(注)業績予想につきましては、発表日現在で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって大きく異なる可能性があります。