東京為替：株高一服もドル・円は109円近辺で下げ渋る可能性

7日午前の東京市場でドル・円は、109円10銭近辺で推移。日経平均の上昇を意識したドル買いは一巡したが、日本経済の停滞を懸念したドル買い・円売りがただちに縮小する可能性は低いとみられており、ドル・円は目先的に109円近辺で下げ渋る可能性が高いとの見方が依然として多いようだ。ここまでの取引レンジは、ドル・円が108円94銭から109円19銭、ユーロ・円は131円48銭から131円68銭で推移、ユーロ・ドルは1.2060ドルから1.2070ドルで推移している。

・NY原油先物（時間外取引）：高値64.97ドル　安値64.81ドル　直近64.85ドル

【売買要因】
・米国の大型増税計画
・日米の経済成長率格差
・米国の大規模金融緩和策は長期間維持される見込み

＜MK＞