名工建、前期経常を32%上方修正、未定だった配当は30円実施

配信元:株探
投稿:2021/04/28 16:00
 名工建設 <1869> [名証2] が4月28日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の50億円→66.1億円(前の期は73.3億円)に32.2%上方修正し、減益率が31.8%減→9.9%減に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の22.9億円→39億円(前年同期は44.6億円)に70.1%増額し、減益率が48.6%減→12.6%減に縮小する計算になる。

 業績好調に伴い、従来未定としていた前期の年間配当は30円(前の期は30円)実施する方針とした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 令和3年3月期連結・個別の業績は、工事利益率が予想より改善する見込となったことにより、営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益(連結)・当期純利益(個別)とも増加する見込となりました。

  当社は安定収益を確保して、株主資本の充実や設備投資に備えた内部留保を行いながら、安定配当を行うことを基本方針としております。 当期の期末配当につきましては、令和2年10月30日公表において、配当予想を未定としておりましたが、当社グループの当期の業績や今後の事業環境を総合的に勘案し、1株当たり19円とさせていただきます。
配信元: 株探

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