日本郵政、前期経常を一転5%増益に上方修正

配信元:株探
投稿:2021/04/28 15:15
 日本郵政 <6178> が4月28日大引け後(15:15)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の6200億円→9100億円(前の期は8644億円)に46.8%上方修正し、一転して5.3%増益見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2593億円→5493億円(前年同期は4618億円)に2.1倍増額し、一転して19.0%増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  経常利益は、当社の連結子会社である株式会社かんぽ生命保険において資産運用が順調に推移したこと、保険金等の支払いが想定よりも減少したこと等に加え、当社の連結子会社である日本郵便株式会社において営業関連の経費が想定を下回ったこと等から、前回予想を上回る見込みです。 また、当社は、2021 年4 月21 日に公表した「当社子会社の一部事業の譲渡に関するお知らせ」においてお知らせしたとおり、2021 年3月期に当社子会社の一部事業の譲渡にかかる特別損失674 億円を計上するものの、上記のとおり経常利益が大幅に増加となることから、当該特別損失を踏まえても、親会社株主に帰属する当期純利益は前回予想を上回る見込みです。 なお、配当予想の修正は行いません。
配信元: 株探

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