オカアイヨン、前期経常を一転6％増益に上方修正、配当も1円増額

　オカダアイヨン <6294> が4月26日午前(09:00)に業績・配当修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の10億円→14.3億円(前の期は13.4億円)に43.0％上方修正し、一転して6.2％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.4億円→6.7億円(前年同期は4.5億円)に2.8倍増額し、一転して47.7％増益計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の28円→29円(前の期は28円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021年３月期連結業績予想につきましては、第１四半期累計期間の実績及び入手可能な情報に基づき、特に新型コロナウイルス感染拡大の影響を織り込んで作成いたしました。　年度前半はほぼ想定通りの影響を受けましたが、年度後半は国内外での新型コロナウイルス感染再拡大、特に国内の緊急事態宣言の再発出の懸念要因があったものの、国内外共にベースとなる解体・インフラ工事、災害復興、再生エネルギー関連等の各需要は底堅く、想定以上に売上が回復する一方で、経費の削減はほぼ当初予定通りに進捗いたしました。　その結果、売上・利益ともに前回公表の業績予想を上回ることが見込まれるために修正を行うものであります。

　　当社の配当政策は、持続的な収益力向上により、株主資本を充実させながら株主の皆さまへの利益還元を図ること、とりわけ、配当水準の安定的維持・向上を図ることを基本方針としております。　つきましては、2021年３月期の連結業績予想を踏まえ、年間の配当予想を前回公表の配当予想から１円増配し、１株当たり29円00銭（中間配当金０円00銭、期末配当金29円00銭）といたしたいと存じます。なお、これにより11期連続増配となる予定です。