NY株式市場(20日)ダウ平均は節目の3万4000ドル割れを試すか⁈−取引終了後のネットフリックス決算に注目
20日のニューヨーク株式市場でダウ平均は軟調な取引スタートとなりそうだ。
ダウ平均は、直近で過去最高値を更新した反動から利益確定売りが継続しそうだ。寄り付きでは、前日からの軟調な地合いを引き継いで節目の3万4000ドル割れとなる局面が見られよう。再び1.6%を超えて強含みになっている米国10年債利回りの動向には細心の注意を払って行きたいタイミングだろう。
本格化している主力企業の決算発表では取引終了後に発表されるネットフリックス決算に注目が集まっているほか、前日の取引終了後に発表されたIBMの1-3月期決算は、EPS・売上高ともにアナリスト予想を上回る内容となったことから時間外取引取引で堅調に推移しており、ハイテク株への業績期待を繋いでいるだろう。
一方で同じく1-3月期決算を発表したジョンソン・エンド・ジョンソンとプロクター・アンド・ギャンブルはアナリスト予想を上回ったものの、時間外取引では軟調に推移しており、ニューヨーク株式市場では業績動向に応じた個別選別物色が商いの中心となりそうな一日となる。
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