午後:債券サマリー 先物は続伸、米金利低下などが買い手掛かり
14日の債券市場で、先物中心限月6月限は続伸。米長期金利が低下したことや、日経平均株価が反落したことを手掛かりに買いが優勢だった。
米食品医薬品局(FDA)が13日、血栓が生じる事例が報告されたとして米ジョンソン・エンド・ジョンソンの新型コロナウイルスワクチンの接種を中断するよう勧告したことで、同日の米市場では米経済活動の正常化が遅れるとの見方が台頭。これを受けて米長期債が買われ(金利は低下)、東京市場でも同様の動きが広がった。この日に実施された日銀の国債買いオペは、「残存期間1年超3年以下」「同3年超5年以下」「同5年超10年以下」の応札倍率がいずれも前回を上回る結果となったが、特に売り材料視されず。日経平均株価が下落するなどリスクオフ地合いのなか、債券先物は午後に入ってからも堅調に推移した。
先物6月限の終値は前日比16銭高の151円39銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.015%低下の0.085%だった。
出所:MINKABU PRESS
米食品医薬品局(FDA)が13日、血栓が生じる事例が報告されたとして米ジョンソン・エンド・ジョンソンの新型コロナウイルスワクチンの接種を中断するよう勧告したことで、同日の米市場では米経済活動の正常化が遅れるとの見方が台頭。これを受けて米長期債が買われ(金利は低下)、東京市場でも同様の動きが広がった。この日に実施された日銀の国債買いオペは、「残存期間1年超3年以下」「同3年超5年以下」「同5年超10年以下」の応札倍率がいずれも前回を上回る結果となったが、特に売り材料視されず。日経平均株価が下落するなどリスクオフ地合いのなか、債券先物は午後に入ってからも堅調に推移した。
先物6月限の終値は前日比16銭高の151円39銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.015%低下の0.085%だった。
出所:MINKABU PRESS
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