<動意株・2日>(前引け)=エーアイ、フロンテオ、象印

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/04/02 11:37
<動意株・2日>(前引け)=エーアイ、フロンテオ、象印  エーアイ<4388.T>=動意。同社は1日、自社の音声合成エンジン「AITalk」がベネッセホールディングス<9783.T>の「進研ゼミ 中学講座」に採用されたことを明らかにしており、これが株価を刺激しているようだ。採用されたのは、「進研ゼミ 中学講座」が4月から展開するタブレット学習を中心とした「ハイブリッドスタイル」の中学1・2年生向けの学習教材「デジタルチャレンジ」。同社は同教材内で数学・国語・理科・社会の先生の声に起用された声優の収録音声から、「AITalk CustomVoice」によるオリジナル音声合成辞書を作成したという。

 FRONTEO<2158.T>=上値指向鮮明。同社は人工知能(AI)技術をバックボーンに電子データ収集や分析リーガルテック事業を主力展開するほか、近年はその高度な技術力をライフサイエンス分野にも拡張して新境地を開拓している。1日取引終了後、人工知能を活用した特許調査支援システム「Patent Explorer」に新機能を追加したことを発表。旧バージョンにはない散布図を使用した解析を導入したことで効率性を高めた。これが足もとの株高を後押しする刺激材料となっている。株価はテクニカル的にも13週・26週移動平均線のゴールデンクロスがきょうにも達成される見込みにあり、一段の上値を見込んだ買いを誘っている。

 象印マホービン<7965.T>=大幅高で新値街道復帰。同社が1日取引終了後に発表した21年11月期第1四半期(20年11月21日~21年2月20日)決算は営業利益が前年同期比29%増の36億4600万円と大幅な伸びを示しており、今上期計画の32億円を大きく超過した。巣ごもり消費需要の高まりを背景に調理家電の売り上げが好調で収益に反映される形となった。これを好感する買いを呼び込んでいる。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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