ミクロン、上期経常を20％上方修正

　ミクロン精密 <6159> [ＪＱ] が3月31日大引け後(15:10)に業績修正を発表。21年8月期第2四半期累計(20年9月-21年2月)の連結経常利益を従来予想の1.9億円→2.3億円(前年同期は3.3億円)に19.9％上方修正し、減益率が40.8％減→29.0％減に縮小する見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の3.1億円(前期は7.5億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により海外を中心に機械の据付けと加工精度を確保するために行う納入試運転が制限され、売上が第３四半期以降に繰越しとなる案件が見込まれること等から、前回予想を５億39百万円下回る19億16百万円となる見込みであります。営業利益につきましては、販売管理費を削減したものの、売上高が減少したこと等から、前回予想を24百万円下回る１億27百万円となる見込みであります。経常利益につきましては、営業利益が減少したものの、為替差益39百万円を計上したこと等から、前回予想を38百万円上回る２億35百万円となる見込みであります。また、親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、前述の経常利益の増加等から、前回予想を32百万円上回る１億56百万円となる見込みであります。なお、通期連結業績予想につきましては、現時点において変更はありません。 (注) 業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであります。実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。