<動意株・31日>(前引け)=Welby、セラク、Mipox

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/03/31 11:37
<動意株・31日>(前引け)=Welby、セラク、Mipox  Welby<4438.T>=商い伴い急伸。スズケン<9987.T>が30日の取引終了後、Welbyが開発した「新型コロナワクチン接種前後の症状管理・共有PHRプラットフォーム」を医療機関や自治体向けに共同で展開することを発表しており、これが材料視されているようだ。同プラットフォームは、Welbyが既に提供しているPHRプラットフォームを基盤に開発を行ったもので、新型コロナワクチン接種前後の症状や体調変化の記録や管理が容易に実施できる製品。Welbyでは、自社サービスを利用する2万600軒を超える全国の医療機関や市民・患者が同プラットフォームを利用できるといい、今後スズケンをはじめ、製薬企業や電子カルテメーカーなどのパートナーと共同で全国の医療機関や自治体への普及を推進するとしている。

 セラク<6199.T>=大幅反発。30日の取引終了後、NTTデータ<9613.T>と協業し、セールスフォース導入企業に対する定着化支援を起点としたビジネス変革支援サービスを立ち上げ、4月1日に提供を開始すると発表しており、これが材料視されている。今回両社が立ち上げたサービスでは、NTTデータは顧客企業のニーズやセールスフォース製品の特徴を踏まえ、定着化フェーズを起点としたビジネス変革を実現するサービスを展開。セラクはNTTデータと連携し、サービスを利用しようとする企業に対し、オンサイト(常駐)型を中心とした活用支援を提供するとともに、定着化アセスメントプログラムの提供、セールスフォース管理者支援サービスなどを提供するという。

 Mipox<5381.T>=上値指向鮮明、継続的な買い流入。上値指向を鮮明。前日に64円高の636円まで上値を伸ばした後に値を消し、長い上ヒゲをつける形となったが、改めて買い直される展開。微細加工の液体研磨剤大手で半導体市場の拡大で恩恵を受けている。また、最近では世界的な脱炭素への取り組みと並行して省エネニーズを背景としたパワー半導体に関心が高まっている。同社は前日に、次世代パワー半導体用炭化ケイ素(SiC)ウエハーの新しい量産技術の確立を目指した大型共同研究を開始したことを発表しており、現在の市場テーマに乗る銘柄としてマーケットの視線が集まっている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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