アイエスビー Research Memo(9):配当性向30%を目標に可能な限り安定した配当を継続していく方針

配信元:フィスコ
投稿:2021/03/29 15:19
■株主還元策

アイ・エス・ビー<9702>は株主還元を重要な経営課題として位置付けており、その具体的手段としては配当によることを第一義的なものとしている。配当の水準については、成長投資への投資余力確保も含めた財務体質の健全性確保と配当性向などを総合的に判断し、可能な限り安定した配当を継続していく方針で、普通配当による配当性向で30%を目標としている。

2021年12月期の1株当たり配当金については29.0円(配当性向30.7%)を予定している。2021年1月1日付で1:2の株式分割を実施しており、株式分割を考慮したベースで前期と比較すると2.5円の減配となっているが、これは創立50周年の記念配当5.0円分が含まれているためで、普通配当ベースでは2.5円の増配予定となる。また、配当性向で30.7%の水準であることから、業績が会社計画を上回れば前期と同様に、配当についても増配される可能性がある。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)


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