<動意株・29日>(前引け)=中村超硬、ホクシン、日産東HD

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/03/29 11:34
<動意株・29日>(前引け)=中村超硬、ホクシン、日産東HD  中村超硬<6166.T>=3日続伸。前週末26日の取引終了後、山全(徳島県三好市)と、ナノサイズゼオライトの事業化に向けた共同開発契約を締結したと発表しており、これが材料視されている。ナノサイズゼオライトは、触媒機能やイオン交換機能、消臭、吸着機能など特異な機能を持つゼオライトをナノサイズ化することで、幅広い用途での活用を可能にするなど飛躍的に性能を向上させたもの。今回の契約締結により、まずはパイロットプラントを設置し、その運用を通じて生産体制を確立するとともに、将来的な本プラントの設置に向けたプラントの最適化を行うとしている。なお、同件による業績への影響は精査中としている。

 ホクシン<7897.T>=商い伴い急動意。前週末26日の取引終了後、21年3月期の単独業績予想について、売上高を87億円から90億円(前期比14.6%減)へ、営業損益を4000万円の赤字から9000万円の黒字(同59.5%減)へ、純利益を1000万円から1億2000万円(同22.1%減)へ上方修正した。下期以降販売が回復していることに加えて、製造経費の圧縮によるコストダウンやエネルギーコストの低減による売上総利益率の改善が要因。また、1月に受電電力低減に協力し4600万円の営業外収益が計上されたことも寄与する。同時に、未定としていた期末一括配当予想を1円50銭(前期2円)にすると発表した。

 日産東京販売ホールディングス<8291.T>=急反発。前週末26日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を1300億円から1350億円(前期比11.8%減)へ、営業利益を18億円から30億円(同31.0%減)へ、純利益を2億円から10億円(同55.5%減)へ上方修正したことが好感されている。新型車の「ノート」「キックス」「ルークス」が好調に推移していることや、以前から販売している「リーフ」「セレナ」「デイズ」などが引き続き好評を得ていることが寄与。また、中古車販売や自動車整備事業が好調に推移していることも要因としている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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