タカギセイコー <4242> [JQ] が3月26日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の3.9億円→5.2億円(前期は22.7億円)に33.3%上方修正し、減益率が82.9%減→77.2%減に縮小する見通しとなった。ただ、通期の連結最終損益は従来予想の3.1億円の赤字→8.1億円の赤字(前期は11.3億円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の7.4億円→8.7億円(前年同期は14.2億円)に17.4%増額し、減益率が47.5%減→38.4%減に縮小する計算になる。
同時に、従来未定としていた期末一括配当を見送る(前期は20円)とし、4期ぶりに無配転落する方針とした。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
1.特別損失(減損損失)の計上、貸倒引当金繰入額の計上及び棚卸資産の評価損の計上 新規分野として取り組んでいる医療関連事業において、お客様における販売立ち上げ時期の遅れが発生していることを受け、同事業の製品の製造を行っている氷見事業所の固定資産について、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、将来の回収可能性を検討した結果、氷見事業所が保有する固定資産の帳簿価格を回収可能価額まで減額し、当該減少額約580百万円を特別損失(減損損失)として計上する見込みです。また、同様の理由により、売上債権等の回収に懸念が生じていると判断した結果、貸倒引当金繰入額として約400百万円を販売費及び一般管理費及び営業外費用に計上するとともに、当社グループが保有する棚卸資産の評価損として約110百万円を売上原価に計上する見込みです。 加えて、複合材部品の受注減少に伴う収益性の低下により、高岡工場が保有する固定資産の帳簿価格を回収可能価額まで減額し、当該減少額約70百万円を特別損失(減損損失)として計上する見込みです 。2.業績予想の修正の理由 2021年3月期通期連結業績予想につきましては、売上高は車両分野及び海外におけるOA(その他)分野の受注量の増加等により、前回発表の34,740百万円を5.6%上回る36,700百万円の見通しとなりました。 損益面では、上述の貸倒引当金繰入額及び棚卸資産の評価損の計上を見込むものの、車両分野等における増収効果に加え、原価低減活動の成果等により、営業利益は前回発表の470百万円を68.1%上回る790百万円、経常利益は前回発表の390百万円を33.3%上回る520百万円の見通しとなりました。一方、上述の減損損失の計上等により、親会社株主に帰属する当期純損失は前回発表の数値を下回る810百万円(前回発表数値は、親会社株主に帰属する当期純損失310百万円)の見通しとなりました。
当社は、企業価値を高めながら株主の皆様に利益還元を図ることを経営の最重要課題のひとつと考えており、事業の中長期的な展望のもとに、事業展開と財務体質の強化に努めるとともに、配当につきましても安定的な配当の継続を業績に応じて行うことを基本方針としております。 しかしながら、今回の通期業績予想の下方修正にともない誠に遺憾ではございますが、2021年3月期の期末配当予想を無配とさせていただきます。 株主の皆様には深くお詫び申し上げますとともに、企業価値の向上及び収益体質の強化に向け、更なる経営努力を重ねてまいる所存でございますので、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。 ※上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって大きく異なる結果となる可能性がございます。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の7.4億円→8.7億円(前年同期は14.2億円)に17.4%増額し、減益率が47.5%減→38.4%減に縮小する計算になる。
同時に、従来未定としていた期末一括配当を見送る(前期は20円)とし、4期ぶりに無配転落する方針とした。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
1.特別損失(減損損失)の計上、貸倒引当金繰入額の計上及び棚卸資産の評価損の計上 新規分野として取り組んでいる医療関連事業において、お客様における販売立ち上げ時期の遅れが発生していることを受け、同事業の製品の製造を行っている氷見事業所の固定資産について、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、将来の回収可能性を検討した結果、氷見事業所が保有する固定資産の帳簿価格を回収可能価額まで減額し、当該減少額約580百万円を特別損失(減損損失)として計上する見込みです。また、同様の理由により、売上債権等の回収に懸念が生じていると判断した結果、貸倒引当金繰入額として約400百万円を販売費及び一般管理費及び営業外費用に計上するとともに、当社グループが保有する棚卸資産の評価損として約110百万円を売上原価に計上する見込みです。 加えて、複合材部品の受注減少に伴う収益性の低下により、高岡工場が保有する固定資産の帳簿価格を回収可能価額まで減額し、当該減少額約70百万円を特別損失(減損損失)として計上する見込みです 。2.業績予想の修正の理由 2021年3月期通期連結業績予想につきましては、売上高は車両分野及び海外におけるOA(その他)分野の受注量の増加等により、前回発表の34,740百万円を5.6%上回る36,700百万円の見通しとなりました。 損益面では、上述の貸倒引当金繰入額及び棚卸資産の評価損の計上を見込むものの、車両分野等における増収効果に加え、原価低減活動の成果等により、営業利益は前回発表の470百万円を68.1%上回る790百万円、経常利益は前回発表の390百万円を33.3%上回る520百万円の見通しとなりました。一方、上述の減損損失の計上等により、親会社株主に帰属する当期純損失は前回発表の数値を下回る810百万円(前回発表数値は、親会社株主に帰属する当期純損失310百万円)の見通しとなりました。
当社は、企業価値を高めながら株主の皆様に利益還元を図ることを経営の最重要課題のひとつと考えており、事業の中長期的な展望のもとに、事業展開と財務体質の強化に努めるとともに、配当につきましても安定的な配当の継続を業績に応じて行うことを基本方針としております。 しかしながら、今回の通期業績予想の下方修正にともない誠に遺憾ではございますが、2021年3月期の期末配当予想を無配とさせていただきます。 株主の皆様には深くお詫び申し上げますとともに、企業価値の向上及び収益体質の強化に向け、更なる経営努力を重ねてまいる所存でございますので、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。 ※上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって大きく異なる結果となる可能性がございます。
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