要興業、今期経常を16％上方修正、未定だった配当は11円実施

　要興業 <6566> [東証２] が3月23日大引け後(16:10)に業績・配当修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の7億円→8.2億円(前期は8.2億円)に15.7％上方修正し、減益率が13.6％減→0.1％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3.6億円→4.7億円(前年同期は3.5億円)に30.4％増額し、増益率が4.0％増→35.6％増に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、従来未定としていた期末一括配当は11円(前期は11円)実施する方針とした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当社は利益配分について、将来の事業展開と経営体質の強化の為に必要な内部留保を確保しつつ、株主に対し安定的な配当を行うことを基本方針とし、配当性向30％水準を目安としておりますが、2021年３月期の期末配当予想につきましては、上記の通り連結業績予想を修正したところ前年比減収減益となりましたが、株主の皆様のご支援にお応えするため、減配せず11円といたします。