キムラ、今期経常を31％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も2円増額

　キムラ <7461> [ＪＱ] が3月15日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の16.5億円→21.6億円(前期は16.4億円)に30.9％上方修正し、増益率が0.2％増→31.1％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1.8億円→6.9億円(前年同期は4.7億円)に3.8倍増額し、一転して46.5％増益計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の10円→12円(前期は10円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　小売事業において、新型コロナウイルス感染症の影響による巣籠もり需要の高まり、ペット専門店の新規出店による売上増、冬期間の降雪量が比較的少なく来店客の減少が抑えられたことなどが重なり、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は前回予想を上回る見込みとなりました。

　当社の小売事業である株式会社ジョイフルエーケーは、着実に事業の拡大を図ってまいりましたが、おかげ様をもちまして２０周年を迎えることとなりました。これもひとえに株主各位をはじめ、関係者各位の温かいご支援の賜物と心から感謝し、その意を表すために１株につき２円の記念配当を実施する方針といたしました。※上記予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の実績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。