<注目銘柄>=ウェルビー、新規出店で成長持続へ
ウェルビー<6556.T>は、高成長期待を背景にした先高感が根強く、押し目は拾い場と考えたい。
同社は、就労を希望する障害者への就労支援や、障害児の発達支援が主な事業。2月12日に発表した第3四半期累計(20年4~12月)決算は、営業利益が16億6400万円となり、前年同期の単独決算との比較で13.8%増となった。
就労移行支援事業で利用者数が引き続き増加傾向にあり、新規出店も順調に進捗。官公庁からの業務受託も堅調に推移した。同社では、同事業の新規出店を全国規模で進めているが、特に利用者数が高水準で推移している地域を中心に第2センターの出店を進めており、出店継続による同事業の中長期的な成長が期待できよう。
一方、療育事業は、首都圏及び近畿圏を中心に児童発達支援と放課後等デイサービスの両方のサービスを提供する多機能型事業所の展開を進めており、単価の高い児童発達支援事業所の利用者の割合を増やすことで利益率の向上にも寄与する。今後も、就労移行支援事業、療育事業とも新規出店ペースを維持することで、業績好調が期待でき、21年3月期営業利益は19億5200万円(前期比11.1%増)を予想。ただ、保守的との見方が強く、市場コンセンサスでは21億円弱を予想。更に来期は25億円を見込む調査機関もある。(仁)
出所:MINKABU PRESS
同社は、就労を希望する障害者への就労支援や、障害児の発達支援が主な事業。2月12日に発表した第3四半期累計(20年4~12月)決算は、営業利益が16億6400万円となり、前年同期の単独決算との比較で13.8%増となった。
就労移行支援事業で利用者数が引き続き増加傾向にあり、新規出店も順調に進捗。官公庁からの業務受託も堅調に推移した。同社では、同事業の新規出店を全国規模で進めているが、特に利用者数が高水準で推移している地域を中心に第2センターの出店を進めており、出店継続による同事業の中長期的な成長が期待できよう。
一方、療育事業は、首都圏及び近畿圏を中心に児童発達支援と放課後等デイサービスの両方のサービスを提供する多機能型事業所の展開を進めており、単価の高い児童発達支援事業所の利用者の割合を増やすことで利益率の向上にも寄与する。今後も、就労移行支援事業、療育事業とも新規出店ペースを維持することで、業績好調が期待でき、21年3月期営業利益は19億5200万円(前期比11.1%増)を予想。ただ、保守的との見方が強く、市場コンセンサスでは21億円弱を予想。更に来期は25億円を見込む調査機関もある。(仁)
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