STIフードホールディングス<2932>は12日、2020年12月期連結決算を発表した。売上高が前期比11.7%増の230.62億円、営業利益が同146.7%増の13.10億円、経常利益が同115.8%増の12.76億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同82.6%増の8.32億円となった。
同社グループは引き続き「持続可能な原材料・製造への取り組み」「フードロスの削減への取り組み」「環境への配慮」「原料調達から製造・販売まで一貫した垂直統合型の展開」「健康志向と魚文化を重視した中食への取り組み」を基本方針に掲げ、中長期的な企業価値向上と持続的な成長の実現に取り組んでいるとしている。
販売面では、コンビニエンスストアにおけるおにぎり需要の低下などの影響により食材販売の売上高が前年実績を下回ったが、食品販売において、巣ごもり需要の影響などによりサバや銀鮭など定番商品である焼魚や、新商品であるカップサラダ製品などのチルド惣菜製品の販売が堅調に推移し前年実績を上回った。この結果、当年度における売上高は、2ケタの増収となった。損益面では、STIデリカ(白岡工場)における安定的な生産体制の構築が進んだことに加え、グループ子会社における原価管理の改善が進んだことも奏功し、各利益は大幅な増益となった。
2021年12月期の通期業績予想は、売上高は、前期比12.7%増の260.00億円、営業利益が同19.8%増の15.70億円、経常利益が同22.2%増の15.60億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同21.3%増の10.10億円を見込んでいる。
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同社グループは引き続き「持続可能な原材料・製造への取り組み」「フードロスの削減への取り組み」「環境への配慮」「原料調達から製造・販売まで一貫した垂直統合型の展開」「健康志向と魚文化を重視した中食への取り組み」を基本方針に掲げ、中長期的な企業価値向上と持続的な成長の実現に取り組んでいるとしている。
販売面では、コンビニエンスストアにおけるおにぎり需要の低下などの影響により食材販売の売上高が前年実績を下回ったが、食品販売において、巣ごもり需要の影響などによりサバや銀鮭など定番商品である焼魚や、新商品であるカップサラダ製品などのチルド惣菜製品の販売が堅調に推移し前年実績を上回った。この結果、当年度における売上高は、2ケタの増収となった。損益面では、STIデリカ(白岡工場)における安定的な生産体制の構築が進んだことに加え、グループ子会社における原価管理の改善が進んだことも奏功し、各利益は大幅な増益となった。
2021年12月期の通期業績予想は、売上高は、前期比12.7%増の260.00億円、営業利益が同19.8%増の15.70億円、経常利益が同22.2%増の15.60億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同21.3%増の10.10億円を見込んでいる。
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