アルファＰ、今期経常を24％上方修正・最高益予想を上乗せ

　アルファポリス <9467> [東証Ｍ] が2月12日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比51.9％増の16億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の17億円→21億円(前期は14.6億円)に23.5％上方修正し、増益率が16.4％増→43.7％増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の6.5億円→10.5億円(前年同期は8.3億円)に61.3％増額し、一転して26.0％増益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の経常利益は前年同期比29.2％増の5.5億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の27.9％→28.4％に上昇した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2021 年３月期において、売上高は従来予想から800 百万円上回る7,600 百万円となる見込みです。これは、電子書籍販売において各電子ストアにて実施したキャンペーンや作品露出の強化等の拡販施策により売上が大幅に伸長したことに加え、強化中の漫画ジャンルにおいてライトノベルヒット作のコミカライズが好調に推移していることによるものです。また、売上高が好調に推移した結果、営業利益は従来予想から400 百万円上回る2,100 百万円、経常利益は2,100 百万円、当期純利益は1,300 百万円となる見込みです。（注）上記の予想は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づき判断した見通しであり、実際の業績等は様々な要因等によって予想数値と異なる場合があります。