力の源HD、非開示だった今期最終は赤字拡大、未定だった配当は無配転落

配信元:株探
投稿:2021/02/12 11:30
 力の源ホールディングス <3561> が2月12日昼(11:30)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終損益は20.2億円の赤字(前年同期は5.3億円の黒字)に転落した。
 併せて、非開示だった通期の業績予想は連結最終損益が23億円の赤字(前期は2.1億円の赤字)に赤字幅が拡大する見通しを示した。

 会社側が発表した第3四半期累計の実績と通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結最終損益は2.8億円の赤字(前年同期は7.4億円の赤字)に赤字幅が縮小する計算になる。

 業績悪化に伴い、従来未定としていた期末一括配当を見送る(前期は4円)とし、6期ぶりに無配転落する方針とした。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終損益は1億円の赤字(前年同期は1.4億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の3.4%→-0.4%に大幅悪化した。

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