近鉄エクス、今期経常を21％上方修正・最高益予想を上乗せ

　近鉄エクスプレス <9375> が2月9日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比69.7％増の226億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の240億円→290億円(前期は174億円)に20.8％上方修正し、増益率が37.7％増→66.4％増に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の105億円→155億円(前年同期は108億円)に47.3％増額し、一転して43.5％増益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比36.4％増の92.2億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の4.9％→5.9％に改善した。

株探ニュース