日ケミコン、4-12月期(3Q累計)経常は黒字浮上で着地

　日本ケミコン <6997> が2月3日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は7.8億円の黒字(前年同期は27.8億円の赤字)に浮上したが、通期計画の22億円に対する進捗率は35.7％にとどまり、5年平均の93.0％も下回った。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結経常損益は14.1億円の黒字(前年同期は14.6億円の赤字)に浮上する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は9.2億円の黒字(前年同期は6.8億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-1.3％→4.3％に急改善した。

株探ニュース