神東塗が続落、21年3月期業績予想を上方修正も材料出尽くし感

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/01/29 11:01
 神東塗料<4615.T>が続落している。28日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を200億円から210億円(前期比6.8%減)へ、営業損益を2億5000万円の赤字から5000万円の黒字(同91.6%減)へ、純利益を4億円から7億円(同32.5%増)へ上方修正し、営業赤字予想から一転して黒字予想としたが、目先の材料出尽くし感から売られているようだ。

 新型コロナウイルスの感染拡大により影響を受けていた自動車用塗料分野など一部事業が想定より早期に回復していることが要因としている。なお、第3四半期累計(20年4~12月)決算は、売上高152億9400万円(前年同期比12.0%減)、営業利益4700万円(同90.1%減)を計上。純利益は東京事業所の移転により旧事業所を売却したことによる固定資産売却益を計上したため8億200万円(同2.1倍)だった。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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