未来工業は朝高スタート後マイナスに転じる、21年3月期業績予想を上方修正も材料出尽くし感

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/01/27 09:58
 未来工業<7931.T>は朝高スタートしたものの、その後マイナスに転じている。26日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を350億800万円から355億4100万円(前期比5.4%減)へ、営業利益を31億6200万円から35億7300万円(同15.1%減)へ、純利益を20億2600万円から24億9000万円(同11.8%減)へ上方修正したが、材料出尽くし感から利益確定売りに押されているようだ。

 新型コロナウイルス感染症の拡大による建設現場の工事中断や遅延、新設住宅着工戸数の減少などの影響を受けているものの、売上高が計画を上回って推移していることに加えて、経費削減効果による利益率の改善などが貢献する見通し。また、第4四半期に土地売却に伴う固定資産売却益を特別利益に計上する見込みであることも寄与する。

 なお、第3四半期累計(20年3月21日~12月20日)決算は、売上高274億9700万円(前年同期比5.2%減)、営業利益31億9000万円(同6.5%減)、純利益20億1600万円(同12.2%減)だった。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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