マザーズ先物見通し:反落、センチメントの悪化が重し

配信元:フィスコ
投稿:2021/01/18 08:04
本日のマザーズ先物は反落が予想される。15日の米国市場は、銀行決算や3カ月連続で減少した12月の小売売上高に失望した売りに寄り付き後、大きく下落した。バイデン大統領が提示した1.9兆ドル規模の追加経済対策を巡り議会での承認が困難になるとの懸念に加え、新型コロナウイルスによる死者数の増加で期近の回復見通しが悪化したことも売り材料となり終日軟調に推移した。ハイテク通信株の比率が高いナスダックは下落となった。本日のマザーズ先物は米国市場が軟調に推移したことや、ナイトセッションがマイナスで取引を終了した流れを引き継ぎ反落でのスタートが予想される。国内では、マクアケ<4479>などクラウドファンディングに関しての記事を日本経済新聞社が報じており、クラウドファンディング関連銘柄が注目され、相場を下支えすることが期待される。また、オンライン学習や医療などで、医療や行政のDXに関わる企業のスタートアップが雇用の受け皿として期待が高まると日本経済新聞社が報じており、このことも一定の下支え要因となりそうだ。ただし、仮想通貨の乱高下や海外市場の下落により、投資家のセンチメントが悪化しており、全体的には上値の重い値動きが予想される。本日の上値のメドは1230.0pt、下値のメドは1174.0ptとする。

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配信元: フィスコ

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