シノプス、前期経常を73%下方修正

配信元:株探
投稿:2021/01/14 18:00
 シノプス <4428> [東証M] が1月14日大引け後(18:00)に業績修正を発表。20年12月期の経常利益(非連結)を従来予想の3300万円→900万円(前の期は3億0100万円)に72.7%下方修正し、減益率が89.0%減→97.0%減に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の経常利益も従来予想の1億4600万円→1億2200万円(前年同期は3億1200万円)に16.4%減額し、減益率が53.2%減→60.9%減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  新型コロナウイルス感染症拡大の影響が続く中、当社はパッケージ製品中心の販売からストック収益となるクラウドサービス中心の販売へと方針変更し、2020年6月の販売開始から2020年12月末までに22社・1,300アカウント以上(パッケージ製品利用ユーザ含む)でクラウドサービスが稼働しました。sinops-CLOUDリアルタイム在庫及び惣菜を中心にクラウドサービスの導入が進んでおりますが、有償契約への切り替え時期が想定よりも遅延しております。また、パッケージ製品も含めたsinopsサービス全体での小売業の契約社数は68社(前年比+13社)と順調に増加しましたが、クラウドサービスのニーズが高まったこともあり、第4四半期にパッケージ製品で受注を予定していた複数の案件がクラウドサービスによる受注に変更となりました。これらのことが主な理由となり、通期業績予想を下方修正いたしました。※本資料に記載されている業績予想に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は様々な要因により大きく異なる場合があります。
配信元: 株探

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