サイバネットは朝安スタートもプラスに転じる、20年12月期業績及び配当予想を上方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/12/29 10:57
サイバネットは朝安スタートもプラスに転じる、20年12月期業績及び配当予想を上方修正  サイバネットシステム<4312.T>は朝安スタートもプラスに転じている。28日の取引終了後、20年12月期の連結業績予想について、営業利益を20億6000万円から28億5000万円(前期比41.1%増)へ、純利益を13億円から14億1000万円(同12.1%増)へ上方修正したことが好感されている。

 CAEソリューションサービス事業で、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により一部顧客でソフトウェア・ライセンスの導入見送りがあったほか、エンジニアリングサービス・プロジェクトの開始時期の延伸及び見送りなどがあり、売上高は220億円から215億円(同0.7%増)へ下方修正した。ただ、イベント費用、旅費交通費などの経費の未消化に加え、海外子会社での新型コロナウイルスの経済対策に関する補助金の受領、経費のコントロールを図ったことなどが要因としている。

 また、業績予想の修正に伴い、従来10円43銭を予定していた期末配当を12円19銭にすると発表しており、これも好材料視されている。年間配当は22円62銭となり、2円43銭の増配となる予定だ。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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