日本テレホン、非開示だった今期経常は37%減益へ

配信元:株探
投稿:2020/12/14 15:30
 日本テレホン <9425> [JQ] が12月14日大引け後(15:30)に決算を発表。21年4月期第2四半期累計(5-10月)の経常利益(非連結)は前年同期比76.2%減の500万円に大きく落ち込んだ。
 併せて、非開示だった通期の業績予想は経常利益が前期比36.5%減の3300万円に落ち込む見通しを示した。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した11-4月期(下期)の経常利益は前年同期比9.7%減の2800万円に減る計算になる。

 直近3ヵ月の実績である8-10月期(2Q)の経常利益は前年同期比2.0倍の1400万円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の0.8%→1.1%に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  新型コロナウイルス感染症の影響により、合理的な算出が困難であったことから、2021年4月期の業績予想を未定としておりましたが、現時点で入手可能な情報や業績動向をふまえて、業績予想を算定した結果、2021年4月期業績予想は売上高4,508百万円、営業利益40百万円、経常利益33百万円、当期純利益24百万円を見込んでおります。 その背景といたしましては、移動体通信関連事業におきましては、緊急事態宣言期間の時短営業や、受付業務の制限、各種イベントの中止等により不安定な状況で推移しておりましたが、通常営業に切り替えたことによって来店客数が戻ってきており、積極的に展開しております近隣での外販イベントやスマホ教室等も適正な感染対策を実施したうえでの開催が可能となり、業績は回復基調になってきております。 一方のリユース関連事業におきましては、継続した法人開拓が寄与し、引き続き堅調に推移しており、モバイルリファビッシュセンター移転拡張を筆頭に積極的な投資を継続し、さらなる事業拡大につなげてまいりたいと考えております。※業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づいて算出したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって異なる結果となる可能性があります。
配信元: 株探

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