世界金ETF残高が11月は-107.06トンと12ヶ月ぶりのマイナス
WGCから昨晩発表された11月の世界金ETF残高は、3792.86トンと前月比-107.06トン(金額ベース-68億ドル)となりました。今年初めての純流出を記録し、12ヶ月ぶりのマイナスです。2016年11月以来、これまでで2番目に多い月間での流出を記録しましたが、ただ2020年の年間ベースでは+916.20トン(金額ベース+503億ドル)と過去最高ペースで2009年リーマンショック時の+644.6トンをはるかに上回っています。
金相場は、これまで金ETFの買いと中央銀行の買いが上昇要因となってましたが、株式がコロナワクチン期待で買われるのと対照的に安全資産の金からの資金流出が続き、売り地合いが続きそうです。
一時買いまくってたロシア、中国中央銀行の金購入も鳴りを潜め、今年約1000トンほど積み上がった金ETF残高の売り圧力に押し込まれそうです。12月に入っても世界最大金ETFのSPDR金ETF残高は9日間で15トン減少と資金流出に歯止めがかかりません。
金関連は、売り方針。
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