イード<6038>は17日、連結子会社の絵本ナビ株式の23.11%を譲渡する契約を締結することを決議したと発表。これに伴い、特別利益の計上も見込む。
イードは、2015年5月に絵本ナビの株式を取得し子会社化した。これは、同社が運営する保護者および教育関係者向けニュースサイト「リセマム」と、絵本・児童書のメディアサイト「絵本ナビ」を保有することにより、0歳から18歳までの子供を持つ家庭に対して情報を提供し、「日本を代表する子育てメディア」としてのポジションの確保を目指したため。
今回、世界最大手の金融コングロマリットの1つであるSIG(Susquehanna International Group)から、絵本ナビに対する資本参加の申し出を受けた以降、新たなビジネス展開を含めた検討を重ねてきた。今後、絵本ナビがSIG出資先企業との協業による新たな学習事業の展開を図り、同社は引き続き絵本ナビの筆頭株主として共に子育て関連市場に対して事業を展開していくことにより、両社のさらなる企業価値の向上が図れると判断し、今回の株式の一部を譲渡に至った。
本株式譲渡により絵本ナビはイードの2021年6月期第3四半期より連結の範囲から除外され、持分法適用会社となる予定。これに伴い、連結及び個別決算において、特別利益の計上を見込んでいるが、その金額については、現在精査中としているが、2020年9月末時点のイード単体における絵本ナビ株式の帳簿残高は24百万円であるとのこと。
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イードは、2015年5月に絵本ナビの株式を取得し子会社化した。これは、同社が運営する保護者および教育関係者向けニュースサイト「リセマム」と、絵本・児童書のメディアサイト「絵本ナビ」を保有することにより、0歳から18歳までの子供を持つ家庭に対して情報を提供し、「日本を代表する子育てメディア」としてのポジションの確保を目指したため。
今回、世界最大手の金融コングロマリットの1つであるSIG(Susquehanna International Group)から、絵本ナビに対する資本参加の申し出を受けた以降、新たなビジネス展開を含めた検討を重ねてきた。今後、絵本ナビがSIG出資先企業との協業による新たな学習事業の展開を図り、同社は引き続き絵本ナビの筆頭株主として共に子育て関連市場に対して事業を展開していくことにより、両社のさらなる企業価値の向上が図れると判断し、今回の株式の一部を譲渡に至った。
本株式譲渡により絵本ナビはイードの2021年6月期第3四半期より連結の範囲から除外され、持分法適用会社となる予定。これに伴い、連結及び個別決算において、特別利益の計上を見込んでいるが、その金額については、現在精査中としているが、2020年9月末時点のイード単体における絵本ナビ株式の帳簿残高は24百万円であるとのこと。
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