ＡＴグループ、今期経常を63％上方修正、配当も5円増額

　ＡＴグループ <8293> [名証２] が11月12日後場(15:20)に決算を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比44.1％減の42.6億円に落ち込んだ。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の51億円→83億円(前期は110億円)に62.7％上方修正し、減益率が53.6％減→24.6％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比19.7％増の40.3億円に伸びる計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の25円→30円(前期は40円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比5.2％増の45.4億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の3.6％→3.9％に改善した。

株探ニュース