ソトー、非開示だった今期経常は赤字転落、未定だった配当は9円減配

　ソトー <3571> が11月11日後場(14:20)に決算を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は1億5900万円の赤字(前年同期は4億2000万円の黒字)に転落した。
　併せて、非開示だった通期の業績予想は連結経常損益が4億5000万円の赤字(前期は3億5800万円の黒字)に転落する見通しを示した。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益は2億9100万円の赤字(前年同期は6200万円の赤字)に赤字幅が拡大する計算になる。

　業績悪化に伴い、従来未定としていた今期の年間配当は26円(前期は35円)実施する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は1億0100万円の赤字(前年同期は1億6000万円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の4.2％→-6.6％に急悪化した。

株探ニュース