日経平均25000円突破のタイミング【西村剛】

上昇トレンドにうまく乗るためには・・・

日経平均株価が24800円台を超え大きく上昇しています。
いわゆる「高値ブレイクアウト」の状態で上昇トレンドに入ったと考えられますが、テクニカル指標では短期的には過熱感が出ており、そろそろ一服する可能性もあるでしょう。

このまま日本株は上昇するのか？
それとも目先の天井を打つのか？
その鍵を握るのが「米国株」です。

大きなイベントである米国大統領選挙が終わり、日経平均株価はバブル後の高値を更新し高値ブレイクアウトの状態に入っています。米国株も急反発の状況ですが米国ダウ指数と米国ナスダック指数はまだ直近の高値を下回っている状態です。

米国株が高値を更新できず反落してしまえば日本株も目先の天井を打つ可能性が高いでしょう。ただ米国株もこのまま上昇し上場来高値を超えてくれば・・・

日米ともに高値ブレイクアウトの状態に入り、株価はもう一段の上昇が期待できそうです。ですので・・・

「米国ダウ指数が29569ドルを突破し、米国ナスダック指数も12075ポイントを突破できるか」が今後の焦点だと考えています。

今のところ、11月になるのかそれとも12月になるのかは分かりませんが、かなり高い確率で超えてくるのではないかと期待しています。
このような状況のなか、今しっかりと準備しておきたいのが「順張り戦略」です。
順張り戦略は株価が上昇トレンドに入ったタイミングで飛び乗る戦略で、勝率は40％～50％と低いものの、勝ちトレードの平均損益が大きいのが特長です。

もしあなたがまだ上昇トレンドにうまくのれていないのであれば、ぜひしっかりと順張り戦略を検証することをおすすめします。