ミュチュアル、上期経常を一転36％増益に上方修正

　ミューチュアル <2773> [ＪＱ] が11月4日大引け後(15:30)に業績修正を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の3.3億円→6.3億円(前年同期は4.6億円)に90.4％上方修正し、一転して36.1％増益見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の8億円(前期は12.5億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　個別業績予想につきましては、全体的に設備投資計画が後送りとなる傾向にあるものの、第３四半期以降に計画していた一部好採算の大口案件が前倒しで計上できたことで、売上高は計画比3.6％増の4,207百万円となる見込みであります。損益面につきましては、上記増収効果に加え売上高総利益率が原価低減努力により計画比3.1ポイント改善、また、展示会の中止や訪問営業の自粛等コロナ禍の影響により販売費及び一般管理費が減少したことにより、経常利益は計画比 109.9％増の524百万円、四半期純利益は計画比116.9％増の357百万円となる見込みであります。 連結業績予想につきましては、上記個別の理由に加え連結子会社の業績も概ね計画通りに推移した結果、前回公表数値をすべて上回る見込みであります。なお、2021年３月期の通期業績予想につきましては、現状、不確定要素が多いため連結、個別ともに前回発表値から変更はありません。（ご注意）上記業績予想につきましては、現時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。