三井海洋、今期営業を赤字縮小に上方修正

　三井海洋開発 <6269> が11月4日大引け後(15:30)に決算を発表。20年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結営業損益は106億円の赤字(前年同期は88.5億円の赤字)に赤字幅が拡大した。
　しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の200億円の赤字→170億円の赤字(前期は48.4億円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結営業損益も従来予想の79.1億円の赤字→49.1億円の赤字(前年同期は25.4億円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結営業損益は14.3億円の黒字(前年同期は65.6億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-9.3％→2.0％に急改善した。

株探ニュース