三和ホールディングス<5929>は10月30日、2021年3月期第2四半期(20年4年-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比4.1%減の1,909.49億円、営業利益が同13.4%減の95.79億円、経常利益が同15.9%減の90.69億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同16.4%減の58.07億円となった。
コロナ禍において売上、各利益ともに期初予想を上回ったが、上期の連結実績は減収・減益となった。通期では売上、各利益を期初予想から大幅に上方修正したが減収・減益の予想
国内では、上期実績は予想以上となったが、短納期物件の決着遅れや点検の後ずれなどが発生し、下期も不透明感が残る。各事業分野でのポジション確立による「動く建材企業」としての成長と事業拡大に向けた体制強化に取り組むとともに昨年買収した鈴木シャッターとのシナジー創出に注力する。
米国では、非住宅用ドアは減速が続くが、住宅用ドアは住宅市場回復により好調となり、住宅用開閉機も大幅な増収を見込む。基幹事業の維持・拡大とともに、周辺事業分野への参入に注力する。
欧州では、上期売上は予想を上回ったが減収となった。下期はイタリア、フランス、イギリスなど影響の大きかった国でも回復を見込む。産業用製品の更なる拡大と欧州全体のデジタル化の推進を図るとともに昨年買収したロバスト社とのシナジー創出に取り組む。
アジアでは、上期は増収増益となったが、通期は鈴木シャッター香港の連結化があるものの、ビナサンワ(ベトナム)が事業再構築中であり、不良資産の処理など一時的要因により赤字の見通し。
2021年3月期通期については、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比4.6%減(前回予想比7.7%増)の4,200.00億円、営業利益が同12.3%減(同36.4%増)の300.00億円、経常利益が同13.4%減(同38.1%増)の290.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同16.8%減(同44.0%増)の180.00億円としている。
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コロナ禍において売上、各利益ともに期初予想を上回ったが、上期の連結実績は減収・減益となった。通期では売上、各利益を期初予想から大幅に上方修正したが減収・減益の予想
国内では、上期実績は予想以上となったが、短納期物件の決着遅れや点検の後ずれなどが発生し、下期も不透明感が残る。各事業分野でのポジション確立による「動く建材企業」としての成長と事業拡大に向けた体制強化に取り組むとともに昨年買収した鈴木シャッターとのシナジー創出に注力する。
米国では、非住宅用ドアは減速が続くが、住宅用ドアは住宅市場回復により好調となり、住宅用開閉機も大幅な増収を見込む。基幹事業の維持・拡大とともに、周辺事業分野への参入に注力する。
欧州では、上期売上は予想を上回ったが減収となった。下期はイタリア、フランス、イギリスなど影響の大きかった国でも回復を見込む。産業用製品の更なる拡大と欧州全体のデジタル化の推進を図るとともに昨年買収したロバスト社とのシナジー創出に取り組む。
アジアでは、上期は増収増益となったが、通期は鈴木シャッター香港の連結化があるものの、ビナサンワ(ベトナム)が事業再構築中であり、不良資産の処理など一時的要因により赤字の見通し。
2021年3月期通期については、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比4.6%減(前回予想比7.7%増)の4,200.00億円、営業利益が同12.3%減(同36.4%増)の300.00億円、経常利益が同13.4%減(同38.1%増)の290.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同16.8%減(同44.0%増)の180.00億円としている。
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