村田製など電子部品株は利食い優勢に、アップルが決算発表後に時間外で売られる◇

　村田製作所<6981.T>が３日ぶり売りに押される展開となったほか、アルプスアルパイン<6770.T>が反落するなど電子部品株が総じて軟調。前日の米国株市場ではアップルが買われ全体指数を支えたが、引け後に発表された７～９月期決算を受けて同社株は時間外取引で売られる展開となった。一株利益は事前の市場予想を上回ったものの、主力のｉＰｈｏｎｅの売り上げがマーケットコンセンサスに届かなかった。これが嫌気されたもようで、東京市場でもアップルの有力サプライヤーである電子部品株は目先利益確定の売り圧力が優勢となっている。

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出所：MINKABU PRESS