小森、非開示だった今期経常は赤字縮小、未定だった配当は10円減配

　小森コーポレーション <6349> が10月27日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は6.6億円の赤字(前年同期は6.7億円の赤字)に赤字幅が縮小した。
　併せて、非開示だった通期の業績予想は連結経常損益が19億円の赤字(前期は34.8億円の赤字)に赤字幅が縮小する見通しを示した。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益は12.3億円の赤字(前年同期は28億円の赤字)に赤字幅が縮小する計算になる。

　同時に、従来未定としていた今期の年間配当は20円(前期は30円)実施する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比61.1％減の1.3億円に大きく落ち込み、売上営業損益率は前年同期の2.5％→-1.0％に大幅悪化した。

株探ニュース