株式会社ファンケルは、グループの全従業員約4,000名に必須栄養素のサプリメント「ビタミンD」を無料で配布します。期間は本年10月から来年3月までで、一人6袋(6カ月分)配布します。ビタミンⅮは脂溶性ビタミンで、食事からの摂取に加えて日光に当たることで皮膚で産生されます。当社研究所でコロナ禍による外出自粛の影響を調べるため、従業員のビタミンDの充足度を調査した結果、欠乏または不足者の割合が高いことが分かりました。さらに、秋冬は日照時間が短く、食品(食事やサプリメントなど)で補わなければ、体内のビタミンDが不足することが想定されます。こうした科学的な事実を踏まえ、従業員の健康を守ることを目的に「ビタミンⅮ」を無料配布します。
4~9月の通販売上が前年の2.7倍以上と注目のサプリメント
ビタミンDは、必須栄養素の一つである脂溶性のビタミンです。一般的に骨を丈夫にする働きが知られていますが、今年はビタミンDに関するさまざまな働きが口コミで広がったことも影響して、2020年4月から9月の間の「ビタミンD」の売り上げは、通販の前年同期比で270%、店舗も含めた全体でも同2倍以上に伸長し、お客様からのニーズも高まっています。国内のビタミンD市場全体でも2020年は対前年比で260%を超える大幅な拡大となる見込み※です。 ※出典(株)富士経済:体調・免疫サポート市場の最新動向調査 2020
日光を浴びて皮膚で産生、外出自粛や日照時間減で健康に影響も
ビタミンDは、1.食事からの摂取に加え、2.日光を浴びることで皮膚で産生されるという他のビタミンにはない大きな特徴を持っています。厚生労働省が定める「日本人の食事摂取基準(2020年版)」でも、適度な日光浴の心がけと摂取にあたり日照時間を考慮に入れることが重要であるとされています。今年はコロナ禍の影響によるリモートワークなど、外出機会が減ったことで日光を浴びる量が減り、体内のビタミンDが減少し、これが健康に影響することも想定されます。実際に、当社の研究では、従業員のビタミンD充足度を調査した結果、欠乏または不足者の割合が高いことが分かりました。さらに、秋冬では日照時間が減り、紫外線量が少なくなるため、皮膚で作り出すビタミンDの量が相対的に減少し、体内のビタミンDが一層不足しやすくなることが考えられます。例えば、5.5μgのビタミンDを産生するために必要な日照への曝露時間(日光を浴びる時間)を調べた研究では、どの地域でも日照時間の短い冬場のほうがビタミンD量を産生するのに長い時間がかかっています(2枚目【参考】参照)。
全従業員に「ビタミンD」6カ月分を無料配布
秋冬のビタミンD不足を防ぐためには、食事からの摂取に加え、サプリメントをうまく利用することも重要です。当社の「ビタミンD」には、1粒当たり30.0μg(1200IU)が含まれ、乳化型のビタミンDを配合して吸収にもこだわっており、十分なビタミンD量を摂取できます。
当社では、こうしたことを踏まえ、従業員の健康を守ることを目的に「ビタミンⅮ」を無料で配布します。対象は、ファンケルのほか、アテニアやファンケル美健など、ファンケルグループの全従業員約4,000名です。配布は日照時間が少なくなり、ビタミンDの皮膚の産生がさらに減少すると考えられる、2020年10月から2021年3月までで、一人6袋を配布する予定です。
「日本人の食事摂取基準(2020年版)」策定検討会報告書では、ビタミンDの今後の課題として、「日本人における日照曝露時間、ビタミンDの習慣的摂取量及び血清25-ヒドロキシビタミンD濃度の相互関係に関する信頼性の高いデータが必要」と示されており、当社では総合研究所を通じてこうした研究にも取り組んでいます。
当社は創業理念に世の中の「不」の解消を掲げています。引き続き、全従業員の健康と安全を最優先に、新型コロナウイルス感染症により生じた新しい「不」の解消にも取り組み、世の中に貢献してまいります。
顔と両手を露出した状況で、5.5μgのビタミンDを産生するのに必要な日照への曝露時間(日光を浴びる時間)を調べた研究では、どの地域でも日照時間の短い冬場のほうがビタミンD量を産生するのに長い時間がかかることが分かります。
4~9月の通販売上が前年の2.7倍以上と注目のサプリメント
ビタミンDは、必須栄養素の一つである脂溶性のビタミンです。一般的に骨を丈夫にする働きが知られていますが、今年はビタミンDに関するさまざまな働きが口コミで広がったことも影響して、2020年4月から9月の間の「ビタミンD」の売り上げは、通販の前年同期比で270%、店舗も含めた全体でも同2倍以上に伸長し、お客様からのニーズも高まっています。国内のビタミンD市場全体でも2020年は対前年比で260%を超える大幅な拡大となる見込み※です。 ※出典(株)富士経済:体調・免疫サポート市場の最新動向調査 2020
日光を浴びて皮膚で産生、外出自粛や日照時間減で健康に影響も
ビタミンDは、1.食事からの摂取に加え、2.日光を浴びることで皮膚で産生されるという他のビタミンにはない大きな特徴を持っています。厚生労働省が定める「日本人の食事摂取基準(2020年版)」でも、適度な日光浴の心がけと摂取にあたり日照時間を考慮に入れることが重要であるとされています。今年はコロナ禍の影響によるリモートワークなど、外出機会が減ったことで日光を浴びる量が減り、体内のビタミンDが減少し、これが健康に影響することも想定されます。実際に、当社の研究では、従業員のビタミンD充足度を調査した結果、欠乏または不足者の割合が高いことが分かりました。さらに、秋冬では日照時間が減り、紫外線量が少なくなるため、皮膚で作り出すビタミンDの量が相対的に減少し、体内のビタミンDが一層不足しやすくなることが考えられます。例えば、5.5μgのビタミンDを産生するために必要な日照への曝露時間(日光を浴びる時間)を調べた研究では、どの地域でも日照時間の短い冬場のほうがビタミンD量を産生するのに長い時間がかかっています(2枚目【参考】参照)。
全従業員に「ビタミンD」6カ月分を無料配布
秋冬のビタミンD不足を防ぐためには、食事からの摂取に加え、サプリメントをうまく利用することも重要です。当社の「ビタミンD」には、1粒当たり30.0μg(1200IU)が含まれ、乳化型のビタミンDを配合して吸収にもこだわっており、十分なビタミンD量を摂取できます。
当社では、こうしたことを踏まえ、従業員の健康を守ることを目的に「ビタミンⅮ」を無料で配布します。対象は、ファンケルのほか、アテニアやファンケル美健など、ファンケルグループの全従業員約4,000名です。配布は日照時間が少なくなり、ビタミンDの皮膚の産生がさらに減少すると考えられる、2020年10月から2021年3月までで、一人6袋を配布する予定です。
「日本人の食事摂取基準(2020年版)」策定検討会報告書では、ビタミンDの今後の課題として、「日本人における日照曝露時間、ビタミンDの習慣的摂取量及び血清25-ヒドロキシビタミンD濃度の相互関係に関する信頼性の高いデータが必要」と示されており、当社では総合研究所を通じてこうした研究にも取り組んでいます。
当社は創業理念に世の中の「不」の解消を掲げています。引き続き、全従業員の健康と安全を最優先に、新型コロナウイルス感染症により生じた新しい「不」の解消にも取り組み、世の中に貢献してまいります。
顔と両手を露出した状況で、5.5μgのビタミンDを産生するのに必要な日照への曝露時間(日光を浴びる時間)を調べた研究では、どの地域でも日照時間の短い冬場のほうがビタミンD量を産生するのに長い時間がかかることが分かります。
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