ティムコ、非開示だった今期経常は赤字転落、未定だった配当は6.6円減配

　ティムコ <7501> [ＪＱ] が9月30日大引け後(15:10)に業績・配当修正を発表。非開示だった20年11月期の業績予想は経常損益(非連結)が1億5700万円の赤字(前期は100万円の黒字)に転落する見通しと発表した。

　業績悪化に伴い、従来未定としていた期末一括配当は5.4円(前期は12円)実施する方針とした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　新型コロナウイルス感染症の拡大防止に伴う外出自粛要請による消費需要の大幅な落ち込みに加え、政府より緊急事態宣言が発出されたことにより、特にアウトドア事業の主要販路である百貨店やショッピングセンターが休業要請の対象施設となり、休業や営業時間の短縮等の実施が売上に大きく影響する状況となりました。当社の業績に与える影響について、合理的に算定することが困難であることから、業績予想を未定としておりましたが、政府の緊急事態宣言の解除以降、経済活動再開の動きが見えてまいりましたので、現時点において入手可能な情報に基づき算定いたしました業績予想を公表いたします。　今後の見通しにつきましては新型コロナウイルスの感染が都市部を中心に広がりを見せるなど予断を許さない状況が続くと思われます。なお、上記見通しは事業環境が緩やかに回復することを仮定としたもので、感染の拡がりや収束時期により変動する可能性があります。

　　2020年11月期の通期業績予想が未定であったことから配当予想につきましても未定としておりましたが、厳しい業績の動向や財務状況などを総合的に踏まえ、期末配当は1株当たり5.40円を予定しております。(注)業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は、今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。