NY株式市場(29日)ダウ平均は再び「雲入り」回避できるか⁈−FED幹部や連銀総裁らが相次いで討論会などに出席へ
29日のニューヨーク株式市場でダウ平均は様子見姿勢が根強く、上値の重さを意識しながらの取引スタートとなりそうだ。
ダウ平均は前日までの3日続伸で800ドル以上上昇した上、一目均衡表上の雲の抵抗帯を上抜ける『雲抜け』して取引を終えていることから、上昇一服しても想定の範囲内だろう。
さらにニューヨーク株式市場では取引終了後(日本時間30日午前)に控えているアメリカ大統領選挙の第1回テレビ討論会に関心がほぼ集中しており、積極的な売買が見送られやすい相場環境にある。テレビ討論会のリアクションは、29日の時間外で取引されるアメリカ株指数先物にリアルタイムで織り込まれることになる。
取引時間中には昼から午後にかけてFED幹部や連銀総裁らが討論会などに参加することから、発言内容を確認したいとの姿勢が高まりそう。ダウ平均は、寄り付きで売り物をこなしながらも、積極的に買い向かいにくいと見ている。
ダウ平均は、引き続き一目均衡表上の雲の抵抗帯の上限にあたる先行スパン1=(2万7457ドル)をキープして、いわゆる「雲入り」を回避したまま、雇用統計など水曜日以降に相次ぐビックイベントを迎えることができるかどうか、相場の底硬さが試されそうな一日となる。
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