日精化、上期経常を一転8%増益に上方修正・最高益、通期も増額

配信元:株探
投稿:2020/09/25 17:30
 日本精化 <4362> が9月25日大引け後(17:30)に業績修正を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の15億円→19.5億円(前年同期は18.1億円)に30.0%上方修正し、一転して7.7%増益を見込み、2期連続で上期の過去最高益を更新する見通しとなった。
 上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の31億円→38.5億円(前期は39.2億円)に24.2%上方修正し、減益率が20.9%減→1.8%減に縮小する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  第2四半期累計期間の連結業績予想は、新型コロナウイルス感染症拡大により、2020年4月28日に業績予想を公表した際に想定した通り、工業用製品事業は、化粧用機能原料や汎用工業用原料などの販売が低調に推移しておりますが、一方で、家庭用製品事業は、感染症対策製品の販売が当初予想より伸長する見込みです。以上の結果、営業利益と経常利益および親会社株主に帰属する四半期純利益が当初予想を大幅に上回る見込みとなりました。 また、通期連結業績予想は、第3四半期以降、日本および世界各国で、新型コロナウイルス感染拡大防止と経済活動の両立を図っていく見通しが強まる中で、当社では、当初の想定以上に、工業用製品事業での販売状況に改善が見込まれることと、家庭用製品事業では、引き続き感染症対策製品への需要増が継続し、業績への寄与が見込まれることから、業績予想を修正しております。
配信元: 株探

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