郵船など海運株が強さ発揮、世界株波乱もバルチック指数は4日続伸と戻り歩調◇
日本郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>など大手海運株が全般軟調地合いのなか強さを発揮、いずれもプラス圏で売り物を吸収している。連休期間中に欧米株市場が波乱展開となり、新型コロナ感染第2波による世界景気先行きへの警戒感が取り沙汰されたが、ばら積み船の運賃市況を反映するバルチック海運指数はここにきて上昇トレンドに転じており、前日時点で4日続伸、1364まで水準を戻している。きょうの東京市場では業種別でも「海運」は東証1部33業種中で上位3傑に食い込んでいる。低PBR銘柄の宝庫で業績面は厳しいものの、バリュー株出遅れの観点から買いを引き寄せている状況にある。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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